1967年生まれ。大学卒業後、大手総合電機メーカーで生産管理システムの企画、開発に従事する。
2003年に、経営コンサルタントとして開業。2009年に株式会社あたぼうを立ち上げた。
2010年に文房具の開発・販売を開始し、2016年に日本文具大賞 デザイン部門グランプリを獲得する。
自身も中小企業として事業を展開していることから、中小企業者への助言は現場に即したものが多い。
専門分野 |
情報システム導入支援 創業時の計画作成、資金調達支援 文房具・雑貨類の開発、販路開拓支援 等 |
支援経験業種 | 情報システム開発業、文房具製造業、動物病院、文房具・雑貨小売業、革小物製造業、雑貨製造業、靴製造業、スイーツ製造小売業、飲食業、水道工事業、広告代理業 など多数 |
関連資格等 |
東京商工会議所 コーディネータ 台東区産業振興事業団 商工相談員 |
中野区を中心に動物病院(小滝橋動物病院グループ)を経営している中村です。佐川氏には数年前から病院運営の全体を改善するため、支援に入ってもらっています。
さて、動物病院は一般企業と同じ会社組織でありながら、運営には一定の規制があるため、なかなか経営が難しいところでもあります。また、近年は競争が激しく、都内には次々と動物病院が開業しています。さらに、昔ながらの「予防接種」だけに頼った経営は成り立たなくなるなど、業界自体が変化しています。
そのような中、私達の病院は、MRIなどを始めとした高度な検査機器による検査と外科を含めた高度な治療を提供し、人間の家族と同じような医療を動物にも提供することを目指しています。これを実現するためには、高度な経営ーーつまり、獣医や看護師の人材・スキル育成や病院としての体制など--を構築して、飼い主さんとペットに寄り添うことが最も重要です。しかし、私達の病院は成長過程にあり、まだ理想とする経営には至っていないという認識です。
飼い主さんとペットに安定した、そして高度な医療を提供するために、佐川氏にはこの高度な経営体制を確立する支援を依頼しています。カルテの電子化、全獣医、看護師が参加する全体会議への参加や研修プログラムの提供、各病院の環境整備など、経営全体に渡り支援を受けており、改善が日々進んでいます。